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PIANO LESSON   先生の選び方I

Updated: Aug 31, 2020



ピアノを習うときに大事な先生選び どのように判断して選びますか?

もしピアニストが自身の子供にピアノの先生を選ぶとしたらどういう目線で選ぶでしょうか


ピアニスト目線での大事なポイントがいくつかあります

先ずは趣味として習うときに ご自身に合う先生選びのポイントをお伝えしたいと思います


お子様が初めて習うとき 高学年や10代になり先生を変える時

コンクールやオーディションで結果を出したいとき

大人になって初めてピアノを習いたいとき...


趣味で弾かれてる方々の中には 非常に演奏レベルの高い方もいらっしゃいますが

先生との相性や 伸び悩んでる方も多いです



では先生の実力・レベルはどの様に見極めればいいでしょうか?

経歴も最低限の情報にはなりますが 教えることが上手とは限りません

出来ない生徒に先生が怒るケースが多い国内の教育現場ですが

これは理解出来ていない生徒を萎縮させるだけで 指導に問題があります


国内のピアノレッスンでは 全ての生徒が同じ教材から始める所が多いですが

これはピアニスト教育現場ではあり得ません

バイエル・バスティン・ブルグミュラー・ハノン・チェルニー

これらを多用し偏った指導は 戦後のドイツ奏法を間違えて取り入れてしまった結果

今でも多くの現場で生徒の素質を奪っていると言っても過言ではありません

特に子供に 指の上げ下げや音階ばかり弾かせてしまうのは危険です...


挙げると多くの問題が蔓延っているピアノレッスンの現場で

先生をどう決めれば 質の高いレッスンを受けられるでしょうか



では今回は大事な基本ポイントの中からいくつかを挙げてみましょう




・先生の音質が美しい


・自然な姿勢と手のフォームを教え 

 無理無い演奏法を指導できる 歌わせる指使いを心得ている テクニックとメカニックの違い

 心得ている J・Sバッハ作品の理解が最低限ある


これらは体験レッスンなどでも 判断出来る大事な要素ですので

お一人でも ピアノ演奏経験の無い同伴者の方でも これらをもとに先生の質を見極めることが出来ます


順に 簡単な説明をしましょう

先生の音質ですが これは何よりも大事です

ピアノには美しく奏でられるタッチというものがあります


指で力尽くに押し過ぎても美しく響きません

良い耳を育て 美しい音をだす鍵盤の感覚を養うには 

先生が美しい音をだせることが第一条件ですので 

必ず初回レッスンで先生の音を聴いてみましょう


美しい音には 自然で無理のない姿勢・手のフォーム・鍵盤のタッチ

さらに言えば そこには正しい奏法と美しい音楽があると言えます

こちらが2つ目の条件へと繋がる理由です


次回は3つ目のキーポイント


・歌わせる指使いを心得ている   についてお伝えします



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